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一升餅は古来より一歳の誕生日や還暦等の節目の祝いや、建前(上棟式)等の祝い事に多く用いられてきた。この一升餅は、丸い事から三種の神器の一つ「八咫鏡」に見立て「鏡餅」とも言い、使用方法の違いやお飾りの意味合いにより、地方によりサイズは変わらないものの、一つ丸めや、2つに分けて2段、または3段にしたり、地域により白蛇に見立てとぐろを巻かせた物など形状は異なる。
一つ丸めの物の使用法は、一升と一生を掛けて、「一生丸く長生き出来るように」と願いを込めて、子供の一歳の誕生日のお祝いの時に使用する。また、 一生食べ物に困らないように等の意味も込められていると言われている。この意味や祝う方法等は地域や各家庭によって様々だが、一般的には寿や子供の名前を 書いた一升餅を1歳の子供に風呂敷や餅袋等で背負わせ、一生の重みを感じさせると言う行事で、立って歩いてしまう子供の場合、わざと転ばせることもある。